全国・世界へ発信!!マスターズCafé

チーム名(法人名)

阪南市×マスターズCafé

メイン SDGsゴール

  サブ SDGsゴール 

「マスターズCafe」は、男性の認知症の方や介護者がウエイターを担い、カフェ参加者と会話を通じて楽しく交流する生きがい活動の場として2018年9月より開始されました。
 認知症地域支援推進員が相談支援を通じて、活動に取り組むきっかけとなった。「毎日特に行くところもなく、図書館に通っている」「家族が認知症なった時、相談場所がわからず困った」「自身の体験を活かして、悩んでいる人の話を聞いてあげたい」などの声や想いがあり、市立図書館のキッチンのある空きスペースを活かし、住民と各種団体が協働し、『認知症にやさしい図書館』を作り上げていく大きなテーマを掲げ、にぎわいのある交流が生まれました。2019年9月には、「マスターズCafe」with手話カフェも誕生し,『地域共生型カフェ』へ発展しました。
 支えあいの場づくりを全国・世界中にさらに拡大し、『地域共生社会』の実現につなげるため、取り組んでいきます。
 毎週木曜日13:30〜15:00に開催しており、1杯100円でコーヒーやジュースなどのドリンクを提供。男性の認知症の方や介護者たちがウェイターを担い、カフェ参加者と会話を通じて楽しく交流しています。キッチンでのドリンク手配などの裏方業務はボランティアが週替わりでサポート。毎週平均60杯前後のドリンクが提供され、カフェスペースには図書館に寄附された本が約500冊設置されています。
 2020年12月8日、NHK厚生文化事業団の『第4回認知症とともに生きるまち大賞』を受賞しています。
 相談を受けていた当事者たちが、みんなと協働して取り組んでおり、今では、認知症当事者が運営するカフェだけではなく、妹分として、聴覚障がい者の当事者が主体となった「マスターズCafe」with手話カフェの活動が展開し、手話の普及・啓発、聴覚障がい者の居場所・交流の場にもなっています。さらには、今年の4月から認知症の家族が主体となった「マスターズ&マダムCafe」が誕生する等、さまざまな方々に広がっていくことから「いのち輝く未来社会のデザイン」につながると思います。
 今後、活動を拡大するため、協力・協賛する方々の声にアンテナを張りめぐらしながら、多様な主体と連携し、全国や世界のモデルケースとして横展開をしていきたいと考えています。

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