万博に向けた取り組み

国際交流プログラムへの参画

内閣官房主導の「万博国際交流プログラム」において、南河内地域の4市(藤井寺市、富田林市、羽曳野市、大阪狭山市)と連携し、エジプトとの文化交流を積極的に推進しました。地域間での協力を深め、国際交流の輪を広げるとともに、エジプトの文化や伝統、食文化を通じて相互理解を促進する機会となりました。
また、エジプト人インフルエンサーである「サラ・カリールさん」に南河内の魅力を発信していただきました。

フォーラム
エジプトナショナルデー
エジプトパビリオン関係者と小学生との給食交流会

万博首長連合国際交流会(道明寺天満宮)

万博首長連合の総会に合わせて、道明寺天満宮の天寿殿(明治天皇の行在所)にて、海外から19か国を招待し、国際交流会を開催しました。この交流会は、各国の大使や関係者が一堂に会し、文化や情報を交換する貴重な機会となりました。
交流会では、藤井寺市の地域資源を活用した多彩なプログラムを提供し、藤井寺市特産の「道明寺糒」を使った料理や地元の伝統文化である「野中太鼓」など、藤井寺市の特色を生かした内容で来場者に楽しんでいただきました。この取り組みにより、地域の文化と食が国際的に広がる素晴らしい機会となりました。

交流会
道明寺糒

万博弁当プロジェクト(第2弾に「美陵鰻」採用)

万博首長連合と村川学園が協働で取り組んだ「万博弁当プロジェクト」に参加しました。このプロジェクトは、地域特産品や文化を紹介するための特別な弁当を開発するもので、藤井寺市からは美陵鰻が採用されました。
万博開幕を控え、このプロジェクトは地域資源を活用しながら、国内外の来場者に本市の魅力を伝える重要な機会となり、万博の成功を目指して地域が貢献することを示すものとなりました。

万博弁当
美陵鰻

大阪府内の万博PRイベントに出展(全4回)

大阪府内で開催された万博PRイベントに4回にわたって出展しました。出展場所は、あべのハルカス、アリオ八尾、てんしば、そして万博記念公園といった府内の主要なスポットで行われ、多くの来場者に対して本市の魅力を紹介し、万博開催に向けた熱気を共有しました。
イベントでは、藤井寺市の有名商品である「大阪前田製菓の乳ボーロ」や、藤井寺市オリジナルのソフトドリンク「フジコーラ」などを販売し、その人気の高さから完売する商品も続出しました。また、来場者が楽しめる体験型のアクティビティも盛り込まれ、特に「甲冑着用体験」や「世界遺産展示」などのコーナーは、地域の文化や歴史を伝える貴重な機会となりました。

大阪前田製菓の乳ボーロ
フジコーラ
甲冑着用体験

大阪・関西万博「TEAM EXPO 2025」プログラム・共創パートナーに登録

令和4年12月から藤井寺市は共創パートナーに登録されました。
「藤井寺市版スマートシティ「健康」×「観光」応援プロジェクト」をテーマに、まちなかにある歴史資産を活用しながら、健康に関する取り組みを実施する共創チャレンジを応援しました。

職員向けの万博研修

「アイ セル シュラホール」を リニューアルオープン!

本市から出土した木ぞりの「修羅」と「船形埴輪」をモチーフとした特徴的な外観をもつ生涯学習センター「アイ セル シュラホール」を、万博の開幕にあわせて、世界文化資産の展示を中心とする観光・歴史文化の交流センターとしてリニューアルオープンしました。

アイ セル シュラホール

機運醸成への取り組み

本市HPにおいて、万博関連情報の発信や藤井寺市における機運醸成に向けた取組みを紹介しております。大阪・関西万博の開幕に向け、様々な取組みを行いました。
取組みの詳細等につきましては、本市HPをご覧ください。

万博に向けた取組一覧(随時更新)/藤井寺市 (fujiidera.lg.jp)

古墳内での万博ブース出展


▶万博での成果

万博校外学習支援事業

大阪・関西万博の開催に合わせて、本市では「万博校外学習支援事業」を実施しました。この事業は、万博を教育の一環として捉え、全公立小中学校(10校)の生徒に対して、事前学習から事後学習までを含む体系的なプログラムを提供するものです。
万博への関心を高め、未来志向の教育活動として位置付けられたこのプログラムでは、各学年の生徒に異なる学びを提供しました。参加した生徒たちは、万博を通じて持続可能な社会や自分の健康について考え、今後の学校生活に生かせる学びを得ることができました。

万博会場内での様子
万博会場内での様子

大阪ウィーク EXPOアリーナ「Matsuri」会場への出展(春・夏・秋 計3回)

大阪ウィークの一環として、春・夏・秋の計3回にわたり、EXPOアリーナ「Matsuri」会場に出展し、藤井寺市の魅力を広く発信しました。
春には、野中太鼓保存会が和太鼓演奏や獅子舞でステージを盛り上げ、野中同志会がだんじりの曳行による圧巻のパフォーマンスを披露しました。
夏には、河内音頭五月会・藤井寺市民音頭普及会が富田林市とコラボした演目を披露し、会場全体が一つになりました。
秋には、重要無形文化財である筑前琵琶奏者として人間国宝に認定された奥村旭翠さんとその一門の方々が、優美な音楽を演奏しました。
これらのイベントを通じて、来場者に藤井寺市の文化的魅力を深く印象づけるとともに、地域の伝統を次世代に継承するうえで重要な役割を果たしました。

【春】野中太鼓保存会による太鼓や獅子舞
【春】野中同志会によるだんじり曳行

【夏】河内音頭五月会による演奏
【夏】藤井寺市民音頭普及会による踊り
【秋】人間国宝奥村旭翠さんとその一門による演奏
【秋】人間国宝奥村旭翠さんとその一門による演奏

大阪ウィーク EXPOアリーナ「WASSE」会場への出展(春・夏・秋 計3回)

【みなはれゾーン】
春には、開眼1300年を迎える葛井寺の国宝十一面千手千眼観世音菩薩のパネル展示を行いました。秋には、パリ万博で金賞を受賞した道明寺糒の展示と、藤井寺アンバサダーである油彩画家柳澤多恵さんが描いた「古墳の油絵」を展示しました。

国宝十一面千手千眼観世音菩薩のパネル展示
道明寺糒の展示
油彩画家柳澤多恵さんの「古墳の油絵」

大阪ウィーク EXPOアリーナ「WASSE」会場への出展(春・夏・秋 計3回)

【たべなはれゾーン】
春には、藤井寺市沢田から始まった、かすうどんKASUYAの大阪名物「かすうどん」、大阪前田製菓(甘党まえだ)の職人が手間暇かけて作った「わらび餅」、そしてハレマチフジイデラが藤井寺市の特産品であるイチジクと道明寺糒を使って無添加で仕上げたクラフトコーラ「フジコーラ」を出展しました。
夏には、ハラミ発祥の店である松屋が、濃厚な肉のうまみを感じられる「ハラミ焼肉」を出展し、また道明寺天満宮の門前にある道明寺麦酒が地元の果物などを使用した「美陵ビール」を出展しました。
秋には、れいわ水産による唯一の大阪産ウナギ「美陵鰻」と、日本初の醸造ビールを手掛けた渋谷庄三郎の意思を継いだ「河内乃えーる」を大阪渋谷麦酒が出展しました。

大阪前田製菓の商品
ハレマチフジイデラのフジコーラ
かすうどんKASUYAのかすうどん
松屋のハラミ焼肉
道明寺麦酒の美陵ビール
れいわ水産の美陵鰻
大阪渋谷麦酒の河内乃えーる

大阪ウィーク EXPOアリーナ「WASSE」会場への出展(春・夏・秋 計3回)

春には、世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」のうち古市古墳群エリアに位置し、多くの古墳を有するまちである藤井寺市ならではの体験を出展しました。来場者が自身の顔を3Dスキャンして埴輪に合成し、3Dプリンターで自分だけの埴輪フィギュアを作る体験や、古代甲冑の着用体験を楽しむことができました。
歴史文化と最新技術を融合した、全国的にも珍しい体験型コンテンツを提供したことで、多くのメディアに取り上げられました。
秋には、藤井寺市の地名の由来となった「葛井寺」のワークショップにて、尾中康宏さんが1000秒であなただけの千手観音を描く千秒絵画を楽しむことができました。

3D埴輪プリンターで作られた埴輪
線描絵画体験
顔をスキャンする様子
古代甲冑着用体験
線描絵画体験

地方創生SDGsフェスへの出展

「桃太郎電鉄」の仲間たちとともに日本全国の魅力を発見しつつSDGsを学ぶイベントに出展し、春の大阪ウィークで好評をいただいた3D埴輪プリンターによる埴輪の制作体験と古代甲冑の着用体験を実施しました。

会場の様子
甲冑着用体験
3D埴輪メーカーで埴輪作成


デジタルスタンプラリーの展開

LINE連携型スタンプラリー「MEGURY」では、万博会場と市内の万博関連施設をコース化し、万博の知識普及と地域周遊を同時に実現しました。会場では登録者数が4,000人を突破し、地域活性化と情報発信の両立を目指して展開しています。

MEGURY登録用二次元コード
「MEGURY」LINE画面

EXPOアテンダント×キャラクター ワールドフェスティバル

EXPOアテンダント×キャラクター ワールドフェスティバルにまなりくんが参加しました。国内外のマスコットキャラクターやアテンダントが一堂に会し、「多様でありながらひとつである」ことを体現する交流イベントです。各国の国旗を掲げながら大屋根リングを行進する姿は、世界がひとつの輪になる瞬間を象徴するものとなりました。

フェスティバルの様子

▶ 自治体紹介ページに戻る