奈良市(奈良県)
ならし/NARA CITY
奈良市は、奈良県の北部に位置する人口約35万人の中核市です。
710年に古代日本の都である平城京が置かれ、シルクロードを通じて外国の文化が渡来した、歴史的・文化的な意味をもった都市であり、世界に門戸が開かれた進取の気風に満ち溢れた国際交流都市として、多様性と包摂性をもち、世界と向き合ってきました。
これからも様々な変遷を経ながらも連綿と受け継がれてきた文化を次代へとつなげるとともに、今日を生きる私たち一人ひとりが主役となり新たな文化を育んでいくことで奈良の新たな価値の創造へとつなげていきます。
子育てしやすいまち・優秀な人材を輩出
奈良市では、すべての子どもが今を幸せに生きることができ、将来に夢と希望をもって成長していけるよう、様々な施策に取り組んでいます。年少人口(0~14歳)の転入超過数が関西1位(令和4年)となるなど、子育てしやすいまちとしての知名度が高まっています。
また、大阪、京都や名古屋といった大都市や関西国際空港、大阪港へのアクセスが良好であることや、都市部での就労経験のある女性人材が豊富で、充実した教育環境の中で多くの優秀な人材を輩出していることなどを生かして企業誘致に取り組んでいます。
オススメ観光スポット
1998年12月に、8つの資産からなる「古都奈良の文化財」が世界遺産に登録されました。平城京の中心であった「平城宮跡」、東には「東大寺」「興福寺」「春日大社」「春日山原始林」「元興寺」、そして西には「薬師寺」「唐招提寺」があります。
また、世界遺産・元興寺の旧境内地から、柳生街道へと続く高畑周辺までを指すエリア「ならまち」は、風情ある町家が立ち並び、人気の街歩きスポットとして知られています。町家をリフォームしたカフェ、クラフトビール醸造所、バーなども増え、散策が楽しめるエリアです。