丸高稲荷
SUMMERBALL
橋本市民菊花展
はしぼう

橋本市(和歌山県)


はしもとし/HASHIMOTO CITY

橋本の町は高野山の膝元の宿場町として、また、東西に通じる伊勢(大和)街道と南北に通じる高野街道が交差するこの地方の交通の中心地でした。さらに、東西の紀の川水運の拠点として商品流通の集散地でもありました。こうした歴史を物語るかのように、市内には街道沿いの道標や高野参詣関係資料、仏像など数多くの文化財が残されています。
山腹には橋本市を代表する農産物である柿の畑や霊峰高野山への参詣道として世界遺産に登録されている「黒河道」、南には全国から人が集まる「やどり温泉 いやしの湯」などが存在します。古くから農業とともに養蚕や繊維業も発展しており現在では全国でもトップの生産シェアを誇る「パイル織物」もあり、魅力いっぱいのまちです。


橋本市オススメイベント等

◆ 高野口公園桜まつり
桜の名所として知られる高野口公園(庚申山)にて、橋本市高野口公園桜まつりが開催されます。約500本の桜が咲き誇る会場内では、キッチンカーやクラフト/フード店が集まる楽しい催しが行われます。宝探しイベントやお菓子まきなどのイベントも開催!また期間中はライトアップも行われ、夜桜を楽しむことができます。
◆ 紀の川橋本SUMMERBALL
一尺玉を含む約3000発の花火が夜空を飾る紀の川筋随一の花火大会です。市民ステージやキッチンカー、出展ブースで会場は多くの人でにぎわいます。
◆ 橋本市民菊花展
杉村公園芝生広場で橋本市民菊の会により開催される毎年恒例のイベント「菊花展」。今年は、和傘の装飾により、さらにフォトジェニックな空間をお楽しみいただきました。丹精込めて作り上げられた菊の大展覧会と和傘の美しいコラボレーションが好評でした。
◆ 橋本市公式キャラクターはしぼう
はしぼうは紀の川に住んでいる妖精で、橋本の豊かな自然と美しい紀の川をとても大事にしています。チャームポイントは”柿”のおかっぱヘアースタイル。いつもお気に入りの紀州へら竿を背負っています。


オススメ観光スポット

◆ 隅田八幡神社
欽明天皇の詔により歓請された八幡宮。ここに伝わる「人物画象鏡」は日本最古の金石文の一つとして国宝に指定され、他にも県の重要文化財である「隅田文書」が所蔵されています。
また、100人近くで担がれる県下最大級のだんじりが祭りのクライマックスを飾る「隅田八幡神社の秋祭」は県の無形民俗文化財やプレミア和歌山に指定されています。
◆ 清水の街並み
紀の川南岸にある清水地区は高野山上まで1日の距離にあり、高野山領最初の宿場町として栄えました。
高野街道に沿って東西に延びている街並みは重厚な瓦屋根や格子戸等の町家風のたたずまいで、かつての宿場町の面影を残しています。
◆ 玉川峡
玉川峡は、数多くの奇岩と大小様々な滝がおりなす自然豊かな景勝地で、県の名勝に指定されています。春には桜や新芽が芽吹く黄緑の山々・ホタルが飛び交う季節が過ぎると、夏も本番。キャンプや川遊び・釣りをする方で賑わいます。付近には『やどり温泉いやしの湯』があり、川遊び後には温泉につかってゆっくりするのがオススメです。秋には、楓・漆・ツタなどの様々な紅葉が見られ、冬には、雪化粧した木々、凍結する荘厳な滝など、春夏秋冬さまざまな色をもった渓谷となっております。下流の九度山町との境には、丹生の滝があります。高さ25m、幅3m(常水では1m)の滝で少し山の奥に入った場所にあり、四季の流れを映しつつ、ひっそりとその水の流れを落としています。
◆ 丸高稲荷神社
約150本の桜と85基の鳥居がある神社です。
◆ 恋のチューリップ畑
恋野にあるチューリップ畑です。例年4月上旬から中旬ごろに見ごろを迎えます。
◆ 恋し野の里あじさい園
水色やピンク、紫など色とりどりのあじさいが約5,000株植えられています。

玉川峡
チューリップ畑

PR情報

高野山麓精進野菜のブランド化に取り組んでいます

橋本市では、生産者や和歌山県・JA等の関係機関の協力のもと、高野山麓農産物産地化協議会を立ち上げ、かつての栽培資料を元に、肥料・農薬等の使用法を見直すとともに、専門家を招聘し、先進の土づくりにも取り組むことで基準を改め、新たなブランド野菜として確立できるよう取り組んでいます。

金剛峯寺創建時より山上は境内地であり、たとえ草木、野菜でも収穫することは殺生に通じるということで耕作が禁じられていたため、橋本をはじめ、山麓の農村集落が食料供給地としての役割をはたしてきました。地域の住民が高野山に納める品々は、お大師様(弘法大師 空海)にお供えや、宿坊での精進料理として参詣者にふるまわれるなど、様々な用途に利用されてきました。特に、高野山に納める野菜は、お大師様にお供えすることからも、高品質で安全かつ美味であることが求められ、それに見合った栽培方法や土づくりが行われてきました。

紀州へら竿

へら竿は、ヘラブナを釣る専用の道具で昭和初期にその形を完成させ、親方から弟子へと受け継がれてきた伝統工芸品です。釣り竿に適した良質な竹が豊富であったこの橋本市で盛んに作られるようになりました。原竹の切り出しから完成までその工程は130以上あり、すべて手作業で、1人の職人が半年掛かりで丹精込めて仕上げます。へら竿は、魚と釣り人とが対話を愉しむ究極の竿で、ヘラブナ釣り憧れの竿として今日も息づいています。

高野口パイル

橋本市高野口町は明治時代からパイル織物(別名:シール織物・シールメリヤス)の生産地として知られ、日本一の生産高を誇っています。パイル織物とは織物の基布に毛(パイル糸)が織り込まれている有毛布地(ゆうもうぬのじ)のことで、現在ではエコファー(フェイクファー)から電車の座席シートまで日常に溶け込んでいます。高級感あふれる織物で、毛が抜けにくく丈夫で長持ちするのが特徴です。

オムレツの街はしもとの
はしもとオムレツ

域資源を活用した『オムレツ』の街としてPRするとともに、「食」を通じた「はしもとブランド」の推進を行っています。はしもとオムレツは、橋本市の地域産品を使って、各店舗が工夫をこらし、メニュー化したオムレツの総称で、和風、洋風、中華風などを問いません。豊かな自然観光で育ったさまざまな農産物を、卵でフワッと包み、本市を訪れた人に食べていただくことで、「橋本」を感じていただく新たな「おもてなし」の形です。

▶ 自治体紹介ページに戻る