特別企画ー醍醐寺内イベントー
大阪・関西万博テーマ事業(石黒館)プレイベントin醍醐寺
アンドロイド「ERICA」が石黒パビリオンの概要についてスライドを用いて説明します。
開催日| 9/28(木)~10/1(日)
開催場所| 三宝院 純浄観 ※重要文化財
時間|9:00-17:00
※入場には拝観料が必要です
人工臓器、遺伝子操作、人間らしいロボット、AIによって、人間の定義を拡張し、人間を進化させる科学技術。人間は動物のような生物的進化の方法だけでなく、科学技術による進化の方法を持ちます。そして、それが人間を人間たらしめています。これからの人間は、さらに科学技術を発展させ科学技術と融合しながら、「いのち」の可能性を飛躍的に拡げ、その多様な価値観と幸福感で人間自身や人間社会、そしてそれを取り巻く環境や生態系を発展させていきます。本パビリオンはそのような「いのち」(人間・社会)の新たな在り方を創造し、展示します。来館者は、人間とアンドロイドロボットが共に働く最先端の生活空間の中を、様々な情報を受け取りながら、ゆっくりと通り抜けていきます。会場では、大阪大学等の協力により、様々な未来シーンを再現します。そして、アンドロイドロボット、役者、来館者が関わり合います。その中で、来館者は自分についての未来を感じ、考え、様々な思いを巡らせます。
2025年日本国際博覧会 テーマ事業プロデューサー「 いのちを拡げる 」
石黒 浩 Hiroshi Ishiguro
ロボット学者
工学博士
大阪大学教授
ATR石黒浩特別研究所客員所長
1991年、大阪大学基礎工学研究科博士課程修了。工学博士。2009年より大阪大学大学院基礎工学研究科システム創成専攻教授。ATR石黒浩特別研究所客員所長(ATRフェロー)。2017年から大阪大学栄誉教授。
研究対象は、人とかかわるロボットやアンドロイドサイエンス。多数の論文を主要な科学雑誌や国際会議で発表。また、ロボビー、リプリー、ジェミノイド、テレノイド、エルフォイドといった、人とかかわるヒューマノイドやアンドロイドを開発。これらのロボットは、ディスカバリーチャンネルやNHK、BBCほか、世界中の多数のメディアで取り上げられている。
2009年には、メディアアートの世界的なイベントの1つであるアルス・エレクトロニカ・フェスティバルのフィーチャードアーティストとして招待された。2011年、大阪文化賞受賞。2015年、文部科学大臣表彰受賞およびシェイク・ムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム知識賞受賞。2020年、立石賞受賞。