万博に向けた取り組み

岸和田市の大阪・関西万博への取り組み

岸和田市では、昨年、岸和田市万博推進本部を設置するとともに、大阪・関西万博に関する取り組み基本方針を策定し、「子どもの可能性を伸ばす」「地域経済の活性化」「社会課題への挑戦」の万博を通じて本市が成長させたい3つのキーテーマを掲げ、自治体参加催事、プレ万博事業、機運醸成などの取り組みを進めました。


▶万博での成果

大阪ウィーク~春・夏・秋~

春・夏・秋の3会期にわたってステージイベントやブース出展を行い、国内外へ地域の魅力を発信しました。

【春(5月)】

イベント:藤井町のだんじりを展示・実演し、迫力ある「やりまわし」を披露しました。また、岸和田出身アーティストHARTYさんと地元高校生によるライブステージを行いました。

ブース: 岸和田城や蛸地蔵伝説のパネル展示、法被の着用体験に加え、地元食材を用いた「泉州和タリアン」の販売を行いました。

【夏(7月)】

イベント: 久米田高校ダンス部・太鼓部が、圧巻のパフォーマンスやゲスト(伊原六花さん)とのコラボステージを披露し、会場を盛り上げました。

ブース: 大阪泉州桐箪笥やだんじりの組駒など、伝統と革新の技術による「岸和田ブランド」認定品の工芸品等を展示しました。

【秋(9月)】

ブース:自然環境の保全と資源の有効活用への取り組み「パンダバンブープロジェクト」として、市内で採れた竹を構造材に使用した茶室「竹友庵」を展示し、多くの来場者にその空間を体感していただきました。


LOCAL JAPAN展

2025年7月28日から31日にかけて開催された「LOCAL JAPAN展」に、岸和田市・貝塚市・東かがわ市(香川県)・須崎市(高知県)の4市が連携し、「文化・伝統技法を未来へ」を共通テーマに共同出展を行いました。
「大阪泉州桐箪笥」や「だんじり彫刻」といった岸和田が誇る伝統工芸品に加え、各市の特産品(つげ櫛、手袋、虎斑竹)を展示し、職人の手による「匠の技」や地域の奥深い魅力を、万博という舞台を通じて広く発信しました。


閉幕イベント
「JR西日本グループpresents ありがとうと旅立ちの祭典~Thank you for all…~」

2025年10月13日に開催された万博閉幕イベントにおいて、大阪の祭りを代表して藤井町のだんじりが参加し、EXPOアリーナ「Matsuri」にて、だんじりの展示および曳行を披露しました。
実際の祭りさながらの「ソーリャー」の掛け声と鳴り物が会場に響き渡り、圧倒的な迫力で多くの観客を魅了し、世界中の人々に岸和田だんじり祭の魅力を広く伝えることができました。


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