壇上伽藍 根本大塔
阿字観

高野町(和歌山県)


こうやちょう/KOYA TOWN

本町は、和歌山県の北東部にあり、大自然に囲まれ、平安時代弘仁7年(816年)より弘法大師空海が修行の場として開いた高野山真言宗の聖地高野山を中心とする町で、貴重な文化財・建造物・名所が数多く存在します。
2004年には「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されました。また2016年に、女人道・黒河道・京大坂道不動坂が世界遺産に追加登録され、日本のみならず世界中から多くの信者さま、参拝者さま、観光客の皆様が訪れています。


世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」

1988年 (昭和63年)、 フランス「 ル・モンド 」紙の記者が2週間程度高野山に滞在し取材、 帰国後コラム記事を連載したことで、フランスにおいて高野山の名前が知られるようになり、2004年(平成16年)7月7日「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されたことがきっかけで欧米豪の外国人観光客が増加しました。令和5年の入込客数は約140万人で、ようやくコロナ前(147万人 平成30年)に戻りつつあります。特産品として高野槇や、お土産物としての和菓子やごま豆腐などの食品製造や、位牌、胃腸薬、線香の製造などがあります。また、高野山ならではの体験が国内外問わず人気となっています。例えば、瞑想ー阿字観、写経、護摩行、ナイトツアー、アロマオイル作り、草木染め、苔テラリウムなどがあります。


オススメ観光スポット

高野町のおすすめスポットは、高野山の二大聖地と言われる、「奥之院」と「壇上伽藍」です。奥之院は弘法大師空海が今も瞑想を続ける御廟や多くの武将の慰霊塔や大名墓が多く存在し、壇上伽藍は高野山を開山した際、真っ先に造営に取り組んだ場所であり密教思想に基づく曼荼羅(まんだら)の世界観を具現化したものといわれ、高野山全体の総本堂である「金堂」や高野山のシンボルともいえる高さ48.5mの「根本大塔」など19もの諸堂が建ち並んでいます。
また、世界遺産に登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」として町石道や女人道も国内外を問わず人気のスポットとなっています。

伽藍の紅葉
町石道

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