共創分科会について
大阪・関西万博が開幕し、6か月間の会期中に世界から来訪される産学公の方々との交流やビジネスマッチング等への期待が高まり、
さらに万博の多様な成果を活かしていくafter万博、万博後の未来創りへの期待が高まっています。
夢洲機構では、幹事会員・一般会員・特別会員が参加できる以下の「共創分科会」を創設し、
各共同座長と事務局が連携し共創活動を推進します。
- 高付加価値(ラグジュアリー)ツーリズム共創分科会
- ブル―エコノミー共創分科会
- アート・デザイン・サイエンス・テクノロジー・経済共創分科会
- 公式参加国共創分科会
- 大阪IR(統合型リゾート)&ベイエリア共創分科会
- ライフサイエンス・ウェルビーイング共創分科会
- スタートアップ共創分科会
- AI・アバター共創社会分科会

~ 新 着 情 報 ~
- 2025.08.26 共創分科会 専用ページを開設いたしました。

➀ 高付加価値(ラグジュアリー)ツーリズム共創分科会
共同座長
- 青木 優 氏 / (株)MATCHA 代表取締役社長 CEO
「高付加価値(ラグジュアリー)ツーリズム共創分科会」は、世界から350万人以上の海外来場者が想定される大阪・関西万博を契機に、さらに万博後に向けて、昨年1,892万人のインバウンド客が飛来した関西国際空港を持つ大阪湾から京都~関西、とくに多島美の瀬戸内~西日本地方を繋ぎ、海外からの富裕層を対象にラグジュアリーツーリズムの推進に取組みます。各地域の特別な体験や文化歴史・自然資源の編集、地域を繋ぎ事業者と繋ぐネットワーク化、海外の富裕層顧客を持つ旅行会社との連携等、企業や自治体、大学等と共創し、実証事業から新たな事業が実装され、平和でウェルビーイングな世界の象徴と言える高付加価値観光事業の創出を目指します。
② ブルーエコノミー共創分科会
共同座長
- 角 南篤 氏 / (公財)笹川平和財団理事長
昭和音楽大学・昭和音楽大学短期大学部 学長 - 岡 修 氏 / 大阪府漁業協同組合連合会 会長
- 野間 康史 氏 / (株)商船三井 顧問 関西地域担当
大阪・関西万博は四方を海に囲まれた初の国際博覧会で、まさに世界と繋がる“海の万博”です。「ブルーエコノミー共創分科会」は、漁業・養殖業等の水産資源だけでなく、海運、エネルギー、観光等、様々な産業と密接な関りがある日本の財産の海を活かし、地球環境と海洋の持続可能な発展を促しつつ、新たな産業や雇用を生み出しイノベーションを進めるブルーエコノミーが大阪・関西から拡がっていくよう、産学公が共創して取り組んでまいります。豊富な資源を有する海洋が経済を成長させ、2030年までに市場規模が500兆円に達すると試算されるブルーエコノミー領域のビジネスネットワークを拡げ、共創や新事業展開に繋げていくことを目指します。
➂ アート・デザイン・サイエンス・テクノロジー・経済共創分科会
共同座長
- 高橋 朋幸 氏 / (株)三菱総合研究所 執行役員
- 吉村 佳展 氏 / TOPPAN(株) 万博・IR室 担当部長
- 林 俊武 氏 / ドリアイイノベーション(同) 代表社員
「アート・デザイン・サイエンス・テクノロジー・経済の共創分科会」は、万博を契機に、さらにその先の未来に向けて、アート・デザイン・サイエンス・テクノロジー・経済の共創を目指す日本国際芸術祭を中心に活動を行います。日本国際芸術祭は2023年から開催、2025年は大阪・関西万博会場でも開催し、2026年以降も毎年開催します。2025年は万博会場の本芸術祭に出展される多くの企業・大学・自治体・アーティスト等との共創の機会ともなります。本分科会は、日本の魅力を発見・評価、そして融合・更新する「新しい共創のあり方」、万博を通じて一気に世界に繫がる好機を活かし、芸術文化と科学技術と経済の共創の好循環の創造を目指します。
④ 公式参加国共創分科会
共同座長
- 小林 孝嗣 氏 / (株)文化資本創研 代表取締役社長
- 山門 明弘 氏 / アデコ(株) シニアコンサルタント
「公式参加国共創分科会」は、万博を契機に国際共創を通じた関西でのビジネス創出をミッションに活動します。万博期間中は、各国総領事館や関係機関との連携により、各国を代表して万博に集結するスタートアップなどの企業による『複数国による合同ピッチ&交流イベント』や、万博参加国の総領事や商工会議所をお招きした『万博ラウンドテーブル』の開催など、多角的な共創活動を計画しています。万博を契機に繫がり拡がった世界各国とのグローバルイノベーションのプラットフォームとなる本分科会は、参加メンバーがグローバルなネットワークを拡充し、最新の国際ビジネス動向に触れ、新たなビジネス創出の機会を得ることを目指します。
⑤ 大阪IR(統合型リゾート)&ベイエリア共創分科会
共同座長
- 石川 智久 氏 / (株)日本総合研究所 調査部 調査部長
チーフエコノミスト 主席研究員
2030年の開業を目指す大阪IRは、2023年4月に「大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域の整備に関する計画」について国からの認定、同年9月に大阪府市と大阪IR株式会社が実施協定等を締結され、世界最高水準の成長型IRの実現を図ることで、成長産業である観光分野の基幹産業化を図るとともに、大阪・関西の持続的な経済成長のエンジンとして期待されています。万博の来場者数は約2,820万人、うち約350万人の訪日外国人を見込んでいますが、大阪IRは約2,000万人、うち約600万人が国外からと想定されています。「大阪IR(統合型リゾート)&ベイエリア共創分科会」は、万博後も多くの観光客を呼び込み、国際都市大阪~関西の未来創りを目指します。
⑥ ライフサイエンス・ウェルビーイング共創分科会
共同座長
- 目加田 英輔 氏 / (学)大阪滋慶学園 滋慶医療科学大学・大学院
教育・研究開発センター 所長 / 大阪大学 名誉教授 博士(医学) - 丹羽 岳志 氏 / ロート製薬(株) グループR&D/開発
アシスタントコーディネーター メディカル事業推進部 副部長
「いのち輝く未来社会」を目指し、身体的、精神的に健康な状態に加え、社会的、経済的に良好で満たされるウェルビーイングへの関心が高まり、2030年達成を目指すSDGsの次のBeyond SDGsのキーワードはWellbeingとも言われています。また21世紀は生命科学の世紀といわれ、人類を悩ます病の克服や食料・環境問題の解決等、人々の生活に直結したライフサイエンスが期待されています。「ライフサイエンス・ウェルビーイング共創分科会」は、ライフサイエンス分野の研究機関や企業が集積する大阪・関西に、ウェルビーイング産業やスタートアップが創出、集積し、世界からリスペクトされるウェルビーイング都市リージョンに成長する共創づくりを目指します。
⑦ スタートアップ共創分科会
共同座長
- 澤 芳樹 氏 / (一財)未来医療推進機構 理事長
大阪けいさつ病院 理事長 / 大阪大学 特任教授 - 諸冨 隆一 氏 / 阪急電鉄(株) 取締役 / 阪急阪神不動産(株) 取締役会長
- 川田 宏行 氏 / マグチグループ ミライ事業本部
よりかけ(株) 代表取締役
多くのスタートアップが新しい挑戦をしていますが、グローバルに活躍する企業はまだ一部で、日本は世界から遅れを取り、アントレプレナー人材育成やスタートアップをビジネスに繋ぐエコシステムも確立されていません。「スタートアップ共創分科会」は革新的な技術やビジネスモデルで世界に新しい価値を提供するスタートアップ企業を生み出し、ヘルスケア、ライフサイエンス、再生医療等の高度な研究成果が蓄積されている関西から世界に向けて、ヘルスケアやウェルビーイング等のスタートアップピッチコンテストを継続して開催し、グローバル・スタートアップ・アクセラレーションプログラムとして、エコシステムの形成を目指します。
⑧ AI・アバター共創分科会
共同座長
- 石黒 浩 氏 / 大阪大学 教授 / ATR石黒浩特別研究所 客員所長
(公社)2025年日本国際博覧会協会 テーマ事業プロデューサー
AI技術やアバター技術の飛躍的な進展により、社会・経済・文化は大きな転換期を迎えています。AIは、文章・画像・音声・映像等を自動生成し、個人や組織の創造的活動やコミュニケーションの在り方に革新をもたらしています。アバターは、実空間やメタバース等の仮想空間において、教育、労働、医療、福祉など、多様な分野で、人と人との新しい関わり方を実現しています。これらの技術の社会実装を、産業界・学術界・行政機関等の連携により進め、現在の社会を持続可能な社会へと昇華させていくことが求められています。このような背景のもと、「AI・アバター共創社会分科会」では、産学公の会員が共に学び合い、共創するプラットフォームとして以下の目的で活動を進めます。
・AI技術およびアバター技術に関する最新知見の共有
・社会実装に向けた産学公連携の実証事業の企画・推進
・地域課題の解決や人材育成に向けた活用方策の検討


【 共創分科会申込方法 】
※夢洲機構の幹事会員、一般会員、特別会員の方のみご参加いただけます。
※おひとりで複数の分科会に申し込み可能です。
※出席義務などはありません。
※参加費は無料です。
