舞鶴市(京都府)
まいづるし/MAIZURU CITY
舞鶴市は、海軍鎮守府の開庁から戦後の引き揚げまでの歩みを感じる東地区と、関ケ原合戦の前哨戦となった田辺籠城で有名な田辺城の城下町である西地区という2つの魅力を持つ京都北部の個性あふれる港まちです。
平和の尊さを発信する港まち
海軍ゆかりのまちである東地区には明治時代に建てられた建造物が、今も数多く残っています。なかでも、赤れんが倉庫群が立ち並ぶ赤れんがパークや海軍ゆかりの街並みを海から眺める遊覧船は人気のスポットです。また、終戦時、海外にいた多くの日本人をお迎えした引き揚げのまちでもある舞鶴には体験者の想いを繋ぐ引揚記念館があり、次世代に向け、平和の尊さを発信しています。
一方、城下町である西地区には関ヶ原合戦の前哨戦となった籠城戦で有名な田辺城の本丸跡が公園となっており、資料館では城下町の歴史を紹介しています。また城下町の漁師町として栄え、入り組んだ入江に細長い町屋が並ぶ情緒あふれる昔ながらの街並みが魅力の吉原地区は、国内外多くの方に人気のスポットです。
特産品は舞鶴発祥の京のブランド産品「万願寺甘とう」や京の伝統野菜「佐波賀だいこん」、各種品評会で高い評価を得ている「舞鶴産のお茶」をはじめとする農産物のほか、「舞鶴かに」や「丹後とり貝」、「丹後の海 育成岩がき」、府の「プライドフィッシュ」として選定されている「京鰆」などの水産物があります。
オススメ観光スポット
人気ナンバーワンスポットの赤れんがパークをはじめ、近畿百景第一位の眺望が楽しめる五老スカイタワー、平和の尊さについて学ぶことができる引揚記念館、城下町の歴史を知る田辺城資料館、日本海の海の幸が堪能できる海鮮市場とれとれセンターなど歴史や自然、グルメを満喫できるスポットがたくさんあります。