万博に向けた取り組み

徳島県の万博に向けた取り組み

本県では、大阪・関西万博に向けた取組を推進するため、「『大阪・関西万博』とくしま挙県一致協議会」を設置し、令和5年3月に「基本計画」、令和6年11月に「実施計画」を策定しました。
取組にあたり、「県民が参画し、県民が創る万博」をコンセプトに掲げ、徳島の産業技術やSDGs活動、観光・食・文化を国内外へ発信して本県への「人の流れ」を創出するとともに、次代を担う子どもたちが「未来社会の夢や希望」を実感できるよう、以下の取組を進めていくことで、万博を契機に県民のいのち輝く「徳島の未来社会」をデザインし、あらゆる“いのち”が巡る「サステナブルな徳島の実現」を目指しました。

【常設展示】

  • 「水とおどる」をテーマにした、阿波藍、阿波指物、阿波和紙で彩る空間デザインで、徳島の自然や観光資源を体感いただく「関西パビリオン徳島県ゾーン」

【催事】

  • 会場全体を多様な“踊りの輪”に観客を巻き込む「世界が踊る日〜多様性が織りなす踊りの輪 徳島の阿波おどり〜」
  • 万博のテーマウィークと合わせて徳島の“食と文化”を体感いただく「阿波の国とくしま つむぐCAFÉ」
  • 市町村とともに夏の観光コンテンツや体験コンテンツを紹介する「徳島のなつやすみ」
  • ビジネスチャレンジメッセと連携した県内企業の産業技術の情報発信「『SDGs+Beyond』Tokushima SPACE」
  • 徳島の若者が万博のプロデューサーとの交流を経て、未来を語る「VISON MASHUP STAGE~私が握る2050年の未来設計図~」
  • 万博国際交流プログラムに取り組む市町村が、交流を進める各国の方々とともに魅力を発信する「TOKUSHIMA FUTURE EXPO 2025」

【その他】

  • 万博を契機とした関西圏から徳島県への観光誘客施策「徳島県への招待状(ワンコインキャンペーン)」
  • 県内の児童・生徒に万博で学んでいただく「教育旅行支援」

詳しくはHP及びInstagramをご覧ください。
【「大阪・関西万博」徳島県公式サイト】https://expotokushima.jp/
【徳島県万博推進課Instagram】https://www.instagram.com/tokushima.expo2025/


▶万博での成果

関西パビリオン徳島県ゾーンの出展

県ゾーンでは、藍染めをはじめ、没入型映像による自然や観光資源、阿波おどりなどを体験いただくとともに、サステナブルな未来に向けたライフスタイルや技術の紹介により、徳島の「伝統・現在・未来」を体感いただきました。
会期中は、アテンダント等スタッフが約45万人の来場者を「お接待の精神」でお迎えし、皆様の記憶に残るひとときを提供させていただきました。また、「徳島ならではの物産」の販売、時季に合わせた企画展、テーマ性のある期間展などを実施し、徳島の様々な魅力を発信しました。


すだちデイズ 於 徳島県ゾーン

徳島県民の暮らしとともにある「すだち」を、一日を通したライフスタイルとして感じていただくため、すだちを使ったオリジナルカクテルの試飲や香りを楽しむすだち削り体験など、五感ですだちを体験するプログラムを実施しました。


青は藍より出でて藍より青し 於 徳島県ゾーン

「とくしま藍推進月間(7月)」に合わせ、徳島県ゾーンの藍染め体験とともに、徳島で作られる天然の藍染料「阿波藍(すくも)」の原料となる藍(生葉)の“いまを生きる姿”を「藍畑」として再現し、展示等を行いました。


TOKUSHIMA AWA ODORI DAYS 於 徳島県ゾーン

徳島県内各地で開催される夏の阿波おどり本番に向け、徳島県ゾーンに踊り子を迎え、「阿波おどり」の実演・体験等を行い、阿波おどりへの誘客を図りました。


四国遍路 於 徳島県ゾーン

四国4県共通の観光コンテンツである、「四国八十八ヶ所霊場」の魅力を伝えるため、僧侶による「お清め作法」や「お砂踏み」による巡礼体験を行いました。


旬の徳島すだちつかみどり 於 徳島県ゾーン

露地すだちの旬に合わせ、すだちのつかみどりイベントを開催し、「すだち大使」と「すだちくん」とともに「徳島すだち」をPRしました。また、各海外パビリオンや各シグネチャーパビリオンでもすだちを振る舞い、交流を深めました。


阿波おどり感謝の3日間 於 徳島県ゾーン

万博会期中、徳島県ゾーンへご来場いただいた多くの皆様への感謝の気持ちを込めて、来場者の皆様とともに「阿波おどり」を披露しました。


阿波の国とくしま つむぐCAFE 於 EXPOメッセ

カフェスタイルで気軽に徳島の「食と文化」の魅力を楽しんでいただけるよう、県産食材をふんだんに使ったカフェメニューの提供をはじめ、県内各地の物産販売や工芸品展示、職人の匠の技の実演、阿波人形浄瑠璃やすだちくんのパフォーマンスなどを開催しました。


世界が踊る日〜多様性が織りなす踊りの輪 徳島の阿波おどり〜 於 EXPOアリーナ等

徳島の伝統文化である「阿波おどり」を、「EXPOアリーナ」をはじめ、イタリアパビリオン前や3つの「ポップアップステージ」において披露しました。フィナーレでは、踊り手と国内外から訪れた1万人の来場者が一体となって、会場全体に壮大な「輪踊り」を行いました。


徳島のなつやすみ 於 関西パビリオン多目的エリア

ファミリー層などの来場者の増加が予想される夏休みのスタートに合わせ、ウォーターアクティビティ等の体験や物産販売により、徳島県内各地の自然、歴史、伝統文化などの魅力を体験できるプログラムを楽しんでいただきました。


イタリアパビリオン×ドイツパビリオン×クラゲ館 阿波おどり

徳島の魅力発信や国際交流等を目的に、イタリアパビリオン、ドイツパビリオン、いのちの遊び場クラゲ館と連携し、阿波おどりを実施しました。


出張藍染め

徳島の伝統工芸「藍染」文化を世界に発信するため、万博会場内の各海外パビリオン(タイ・チェコ・カナダ・ドイツ・ヨルダン・イタリア)にて、各海外パビリオンのモノや素材等を藍染めし、交流を深めました。


「SDGs+Beyond」Tokushima SPACE 於 関西パビリオン多目的エリア

宇宙やフードテックなどをテーマとして、来場者が徳島県のテクノロジーや製品に触れ、未来を体感できるイベントや、物販、パネルディスカッションを開催しました。


VISON MASHUP STAGE~私が握る2050年の未来設計図 於 関西パビリオン多目的エリア

徳島の未来を担う若者が、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」の理念をもとに、2050年の未来を描くプレゼンテーションを行い、自らの考えやアイデアを発信し、万博プロデューサーや来場者とともに未来の社会について考えました。


TOKUSHIMA FUTURE EXPO 2025 於 関西パビリオン多目的エリア

万博国際交流プログラムに取り組む市町村が、交流を進める各国の方々とともに、各ブースでのワークショップやステージ発表を行い、子どもたちが主体となってこれまでの活動の報告や各地域の魅力を伝えました。


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