八尾市(大阪府)
やおし / YAO CITY
大阪府の中央東部に位置する八尾市は、西は大阪市に接し、東には豊かな自然を湛える生駒山系を望む、人口約26万人の中核市です。
日本最古の書「古事記」にも記された高安山をはじめ、季節の移ろいを肌で感じる豊かな自然、古代の史跡や時の町並み、伝統文化など数多くの歴史が大切に受け継がれてきました。また、ものづくりのまちとして、高い技術力を受け継ぎ、新しいことへ挑戦し続けることで発展してきた、都会の利便性と歴史的な情緒が共存する、活気に満ちた魅力あふれるまちです。
河内音頭の本場である八尾
八尾を語る上で欠かせないのが、全国的にも有名な「河内音頭」です。河内音頭の本場である八尾では、夏になると市内各所で幾重もの踊りの輪が広がり、世代を超えて人々の心を熱くさせます。
また、歴史の深さも自慢の一つです。市東部の高安山山ろくには、中河内最大級の前方後円墳「心合寺山(しおんじやま)古墳」のほか、府内でも最大級の規模を誇る石室を有する「愛宕塚(あたごづか)古墳」、200基以上もの数多くの横穴式石室が集中する「高安千塚(たかやすせんづか)古墳群」が存在し、古くからこの地が栄えてきたことを今に伝えています。
さらに、八尾は「ものづくりのまち」としても知られています。全国トップシェアの出荷額で伝統ある歯ブラシ生産をはじめ、金属製品や電子機器など最先端技術に至るまで、匠の技が光ります。
その他にも、特産として近畿でも有数の生産量を誇る「八尾えだまめ」は、大都市近郊という立地を活かした鮮度の良さが自慢です。完熟状態で出荷されるため、粒が大きく、実がしまっていて甘みがあるのが特徴です。 春の訪れを告げる野菜として親しまれている「八尾若ごぼう」も全国トップクラスの出荷量で、食物繊維や鉄分、カルシウム、ルチンを多く含み、健康食材としても注目を浴びています。「葉ごぼう」とも呼ばれ、葉・茎・根を丸ごと食べることができます。しゃきしゃきとした歯ざわりとほのかな苦味が食卓に春を運び、その独特な香りと風味は、地域の人々に深く愛され続けています。
オススメ観光スポット
◆ 高安山/近鉄西信貴ケーブル
大阪府下で唯一のケーブルカーです。高安山へは信貴山口駅からケーブルで上がることができます。高安山駅の改札口を出てすぐ右に行き、少し先にある階段を上っていくと展望台があります。展望台にはイスも設置されていて、そこから大阪平野を一望することができます。
◆ 愛宕塚古墳
古墳時代後期築造された横穴式石室を有する円墳は自由に見学可能です。直径約22.5m、高さ約6.5mと府内でも最大級の規模を誇る石室には2基の石棺があったとされ、墳頂部を除き当時の形状をよく留めています。巨石を積み上げた石室内から多くの副葬品が出土しています。
◆ 八尾空港
国内では数少ない2本の交差滑走路を持つ空港です。昭和初期に操縦士育成の民間学校として始まり、現在も操縦訓練のほか、航空写真撮影や遊覧飛行などに利用されています。災害発生時の援助基地としての役割も担っています。
◆ 久宝寺寺内町
蓮如上人が建立した御坊格寺院である顕証寺を中心に、周囲を土塁で囲んだ集落として形成された久宝寺寺内町。大阪府内有数の規模を誇り、現在も白壁や「むしこ窓」、碁盤の目のような路地など伝統的な町並みがいにしえの風情をしのばせています。
◆ 玉串川の桜並木
市東部の住宅地を南北に貫いて流れる玉串川。昭和40年ごろから周辺住民が協力して植えた桜の苗木が成長し、春には約1000本のソメイヨシノが5キロメートルにわたって桜のトンネルを演出しています。桜並木は、近鉄河内山本駅から北側2キロメートルと南側3キロメートルの川沿いに続き、「大阪みどりの百選」や「大阪まちなみ百景」にも選ばれたことのある桜の名所です。



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