万博に向けた取り組み

大阪・関西万博の機運醸成イベントを20回以上開催

八尾市は、開幕1年前から市民参加による機運醸成のイベントを市内外(てんしば、アリオ八尾、あべのハルカス、久宝寺緑地、八尾駐屯地、関西国際空港、その他多数の会場)で開催しました。特に開幕300日前、200日前、100日前、80日前、そして50日前イベントを府内市町(枚方市、東大阪市、羽曳野市、藤井寺市、柏原市、富田林市、太子町)の参画を得て、各市町の万博出展内容の前倒し披露を含め、八尾市の万博での取組みの紹介を市民参画によって、著名人のパフォーマンスも交えながら、市民の万博への期待を高める取組みを進めてきました。
また、多くの機運醸成イベントに万博公式キャラクター”ミャクミャク”も駆けつけてくれて、来場者との交流を図りました。

機運醸成イベント(開幕200日前)

市庁舎を万博ドレッシング

八尾市役所本庁舎正面玄関にミャクミャクを大きくデザインしたことで、市民の写真撮影の人気スポットになるとともに、庁舎内のエレベーターのドアにも万博を紹介するデザイン装飾を施し、市民とともに万博開催への機運を高めました。
さらに、小学校の外壁に大きなミャクミャクをデザインし、子どもたちが万博を身近に感じてもらえる環境を創出しました。また、八尾市オリジナルの万博グッズ(団扇、扇子、メモ帳、歯ブラシ等)を数多く作成し、機運醸成イベントの際に来場者に提供しました。


万博子ども無料招待事業

八尾市の子どもたちが、万博会場において未来社会の先進的な技術等に直接触れることによって、将来の夢や希望を感じとる貴重な機会となるよう、すべての学校において、校外学習の位置付けで万博に行くことができるように準備を進めました。八尾市は、全小中学校・義務教育学校が万博校外学習を実施し、交通手段としては保護者等の負担の軽減を図るため市負担の貸切バスとしました。
また、4・5歳児に対しては、大阪府事業に加えて、保護者分のおとな招待一日券を配付し、15~17歳には、大阪府事業に加えて、子ども招待一日券を配付しました。


▶万博での成果

大阪ウィーク

大阪ウィークとして開催されました春・夏・秋の3シーズン全てに参画しました。EXPOメッセ会場での「たべなはれ」では、八尾の大阪産(もん)の野菜を活かした蕎麦やビール、テリーヌを販売するととも、八尾の美味しい和洋菓子を来場者に味わってもらいました。また、「やりなはれ」では、春に河内木綿の機織りや色付け体験、夏はものづくりを楽しめる17社参加のワークショップ、秋は奈良時代の官人衣装の試着体験など八尾の特徴ある魅力のコト体験を楽しんでもらいました。

そして、EXPOアリーナでは、春には数ある八尾の祭りの一つ、矢作神社太鼓台のパフォーマンスを会場で披露しました。夏には盆踊りシーズとあって、八尾が発祥の地と言われる河内音頭を河内音頭連盟と八尾のこども河内音頭大使に音頭をとっていただき来場者に踊りを楽しんでもらいました。
さらに、春に、ポップアップステージ南にて、能の演者により八尾にルーツのある本格的な「能(高安能)」を来場者に鑑賞いただき、能太鼓や能面のコト体験を楽しんでいただきました。そして、ギャラリーEASTでは、八尾市民の芸術文化活動を展示しつつ、会場内でサイバー櫓を中心に河内音頭を楽しんでいただきました。
万博での出展を弾みとして、八尾市内の魅力ある地域資源が国内外の人々に知っていただき、関心を持っていただいたと考えます。

EXPOアリーナ_こども河内音頭大使(大阪ウィーク・真夏の陣)

大阪ヘルスケアパビリオンリボーンチャレンジに自治体唯一出展

八尾市は、大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオン内に設けられたリボーンチャレンジエリアにおいて、自治体として唯一の実施主体に認定され、2025年9月16日から22日まで市内企業13社とともに万博へ出展しました。 会場では「とにかく触る博」をテーマに、八尾のものづくりの魅力と歴史変遷、企業の想いを融合させた空間を創出。見て、触れて、五感で楽しむ展示やワークショップ等を展開し、国内外からの来場者に加え、校外学習の児童・生徒など、期間中に5万5千人を超える方々へ、ものづくりのまち八尾の醍醐味を届けました。 特に、おみくじボタンとキーホルダー作成体験などの日替わりワークショップには延べ6千人以上の方が参加し、ものづくりの楽しさや技術の奥深さに触れました。

さらに、万博出展期間中に同時開催された大阪ヘルスケアパビリオン横のステージイベントでは、市内企業の経営者・後継者らによるバンド演奏や、製造現場の熱気をリアルタイムで配信するオンライン工場見学、作業服を纏ったものづくりファッションショーなど、多彩なプログラムを展開しました。市内においても拡張万博イベント「八尾のまち工場が、お店が、広場がパビリオン」を開催。近鉄八尾駅周辺の商店街や公共空間を会場に、2千人以上の市民や観光客が訪れ、万博の賑わい溢れる雰囲気を感じられる大盛況のお祭りとなりました。また、オープンファクトリーイベント「FactorISM(ファクトリズム)」とも連携し、実際に13か所のまちこうばを巡る工場見学会を実施しました。

大阪ヘルスケアパビリオン_リボーンチャレンジ

YAO iPPOの開催

7月29日に大阪ヘルスケアパビリオンリボーンステージにおいて、八尾の子どもたち15組(79人)が、万博を契機に新たな一歩を踏み出す力強い宣言を発表し、特異なパフォーマンスを披露する「YAO iPPO」を開催しました。当日は、やお観光創造アンバサダーの片寄涼太さんや、東京オリンピックメダリストの清水希容さん、キンタロー。さん、そして、ライブアイドルのあおぞらをキミに、渚野なおさんら著名な方々も参加いただき、子どもたちの新たな一歩を応援していただきました。
参加した子どもたちからは、万博で披露したことが、大きな万博のレガシーとして心に残った模様です。

大阪ヘルスケアパビリオン_YAO iPPO


大阪・関西万博で健康寿命推定アプリを披露

八尾から世界に向けて健康づくりの機運を高めることを目的に、大阪大学と横浜市立大学との共同研究により八尾市民の健診等のデータを分析し制作した健康寿命推定アプリ『ウェルやお』体験版を、7月8日から14日にフューチャーライフヴィレッジ フューチャーライフエクスペリエンスで体験展示しました。展示期間中は、海外の方を含めて3,748人に体験いただき、健康寿命を延ばすための行動変容について対話をしました。また、7月11日のステージでは、非公開の『ウェルやお』特別版を使った保健指導体験を開催しました。アプリを体験した方からは、「健康づくりのモチベーションになる」「明日から取り組んでみたい」といった感想をいただきました。万博展示後は、市のホームページで『ウェルやお』体験版を公開しており、引き続き多くの方の健康づくりに役立てていただいています。

フューチャーライフヴィレッジ_健康寿命測定アプリ体験展示


万博レガシーを継承するアフター万博の開催

八尾市の万博への取組みは行政主導ではなく、多くの「八尾が好きだ」という郷土愛にあふれた方々の参画により取り組んできました。万博は10月13日で閉幕しましたが、八尾市内では、11月にアフター万博イベントを皮切りに、市内のいたるところで、アフター万博として開催・展開されています。
そして、八尾市を共創パートナーとする各共創チャレンジ団体では、万博での発表を契機に活動力が高まり、閉幕後もネットワークを広げるととも、共に共創しながら国内外において取組みを進めています。

アフター万博イベント

また、ものづくりのまちとして、万博閉幕後は、みせるばやおやアリオ八尾、近鉄八尾駅構内など市内各所での凱旋展示を順次開催し、市民が地元企業の高い技術に改めて触れ、誇りを持てる場を設けています。今回、万博で構築されたネットワークや発信力を活かし、市内企業の販路開拓も強力に支援。日本最大級の国際見本市「東京ギフト・ショー」への共同出展を通じて、出展企業に具体的な商談・プロモーションの機会を提供するなど、万博の経験を八尾市の持続的な経済成長と共創に基づくまちづくりへと確実につなげています。


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